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ヘーゲル読解入門 『精神現象学』を読む 下

白水Uブックス 1146 思想の地平線

出版社名 白水社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-560-72146-9
4-560-72146-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 293P 18cm
シリーズ名 ヘーゲル読解入門

商品内容

要旨

「人間は自然に内在する死に至る病いである」。動物からいかに人間が生まれ、自然からいかに歴史は発生したのか。人間の根底に欲望を見出し、マルクスとハイデガーの影響のもと展開される、コジェーヴによる独自のヘーゲル解釈。

目次

第八章 ヘーゲルにおける実在するものの弁証法と現象学の方法―一九三四‐一九三五年度、第六回講義より第九回講義までの全記録
第九章 ヘーゲル哲学における死の観念―一九三三‐一九三四年度、最後の二回の講義の全記録
付録 『精神現象学』の構造

出版社・メーカーコメント

サルトル、バタイユ、ラカン、メルロ=ポンティらが参加し、現代フランス思想に多大な影響を与えた記念碑的講義録がついに復刊。

著者紹介

コジェーヴ,アレクサンドル (コジェーヴ,アレクサンドル)   Koj`eve,Alexandre
1902‐1968。モスクワに生まれる。ロシア革命の動乱に巻き込まれ、ドイツへ亡命。ハイデルベルクで学位を取得後、パリの高等研究院に移る。1933年から6年に及んで開かれたヘーゲル講義は後のフランス思想に大きな影響を与えた。第二次大戦後は対外経済関係局特務官に任命され、フランス政府のもとで活動
上妻 精 (コウヅマ タダシ)  
1930‐1997。東京大学倫理学科卒業。東北大学名誉教授
今野 雅方 (コンノ マサカタ)  
1946‐。東北大学建築学科卒業、早稲田大学大学院文学科仏文学修士課程修了。ミュンヘン大学東アジア研究所専任講師、教育系NPO団体理事などを経て、現在は日本論文教育センターGlobe代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)