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一外交官の見た明治維新 上

岩波文庫

出版社名 岩波書店
出版年月 1979年
ISBNコード 978-4-00-334251-0
4-00-334251-8
税込価格 1,001円
頁数・縦 290P 15cm
シリーズ名 一外交官の見た明治維新

商品内容

要旨

風雲急をつげる幕末・維新の政情の中で、生麦事件等の血腥い事件や条約勅許問題等の困難な紛争を身をもって体験したイギリスの青年外交官アーネスト・サトウ(1843‐1929)の回想録。二度まで実戦に参加して砲煙弾雨の中をくぐり、また攘夷の白刃にねらわれて危うく難をまぬかれたサトウの体験記は、歴史の地膚をじかに感じさせる維新史の貴重な史料。

目次

江戸在勤の通訳生を拝命(一八六一年)
横浜の官民社会(一八六二年)
日本の政情
条約、排外精神、外国人殺害
リチャードソンの殺害、日本語の研究
公用の江戸訪問
賠償金の要求、日本人の鎖港提議、賠償金の支払い(一八六三年)
鹿児島の砲撃
下関、準備行動
下関、海軍の行動
下関、長州との講和締結
バードとボールドウィンの殺害
天皇の条約批准
横浜の大火
鹿児島および宇和島訪問
最初の大坂訪問
大君の外国諸公使引見
陸路、大坂から江戸へ