• 本

中庸

講談社学術文庫 595

出版社名 講談社
出版年月 1983年2月
ISBNコード 978-4-06-158595-9
4-06-158595-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 248P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • いわゆる「四書」の中で、三番目に挙げられるこの『中庸』。著者は孔子の孫である子思を含む複数の人が考えられている。題名の中庸とは、過普及なき徳の実現とされる。少し説明を加えると、徳を施すには、時期に適い、多すぎても足りなくてもいけない。このことの修養を説いた書である。あるときは未熟さを克服するための契機として、またあるときは行き過ぎを戒める金言として、現代でも立派にその精神は通用すると思われる。なお、本書は「大学」と対をなしているので、そちらもあたられてみることをおススメする(のり)

    (2008年3月26日)