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反美学 ポストモダンの諸相

出版社名 勁草書房
出版年月 1987年4月
ISBNコード 978-4-326-15191-2
4-326-15191-9
税込価格 3,850円
頁数・縦 308P 20cm

商品内容

要旨

さて今や、フーコーの言葉づかいを借りて分析されるべき、もうひとつの監禁制度―美術館―および科学―美術史―が存在する。それらは、われわれが近代芸術という名で知っている言説を可能にする前提条件なのである。モダニティの意味と解体を探り、ポスト・モダンのゆくえを示す。

目次

序文 ポストモダニズム(ハル・フォスター)
1 近代―未完のプロジェクト(ユルゲン・ハーバーマス)
2批判的地域主義に向けて(ケネス・フランプトン)
3彫刻とポストモダン―展開された場における彫刻(ロザリンド・クラウス)
4 美術館の廃墟に(ダグラス・クリンプ)
5 他者の言説―フェミニズムとポストモダニズム(クレイグ・オーウェンス)
6 ポスト批評の対象(グレゴリー・L・ウルマー)
7 ポストモダニズムと消費社会(フレドリック・ジェームソン)
8 コミュニケーションの恍惚(ジャン・ボードリヤール)
9 敵対者、聴衆、構成員、そして共同体(エドワード・W・サイード)