書店レビュー
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- 伊吉書院類家店 (青森県八戸市)
なにげない日常の中に、気づいてはいけない恐怖が潜んでいる…そんな『なにかが起こる』前触れの、脂汗がじわっと出るような静かな恐怖が描かれている作品です。1エピソードが5ページ前後と短いのですが、その後の事を想像したくない、いや、想像してはいけないという感じがするホラーです。読んだ後は、トイレはおろか階段や廊下までも、ひとりで歩くのがちょっと怖くなってしまうかもしれませんよ・・・。
(2007年8月22日)
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出版社・メーカーコメント
階下の暗闇に気配を感じるような、ドアごしの殺した息づかいのような、視界の隅に映りこんだ視線のような、ざらりとした質感、気分、戦慄