• 本

モーツァルト 音楽における天才の役割

中公新書 1103

出版社名 中央公論社
出版年月 1992年11月
ISBNコード 978-4-12-101103-9
4-12-101103-1
税込価格 814円
頁数・縦 224P 18cm

商品内容

要旨

歿後200年を経た今、モーツァルトの功績を無視する者はいないが、世の天才の常として、その評価は、生存中から死後まで一定したものではなかった。しかし、価値観の変化に伴う毀誉褒貶はさて置き、彼は、音楽史の上にどれほどの貢献を行なったのか、また行なわなかったのか。本書は、政治状況、流通事情、人的関係、作曲のプロセスなどの多角的資料を整理して、モーツァルト像のエッセンスを新たに抽出しようとするものである。

目次

モーツァルトの生涯
モーツァルトの音楽の背景とヴァイオリン協奏曲
ザルツブルクのディヴェルティメントとセレナード
ザルツブルク時代の教会音楽と「ハ短調のミサ」
モーツァルトの時代のピアノ
1779‐80年の教会音楽
モーツァルトの時代のウィーン
〈後宮からの逃走〉に至る道
モーツァルトと室内楽
モーツァルトと協奏曲〔ほか〕