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共生の大地 新しい経済がはじまる

岩波新書 新赤版 381

出版社名 岩波書店
出版年月 1995年3月
ISBNコード 978-4-00-430381-7
4-00-430381-8
税込価格 924円
頁数・縦 259P 18cm

商品内容

要旨

多元的産業社会が迫っている。円高に揺さぶられ、低迷をつづける日本経済。そのなかでベンチャー、中小企業、市民事業が新たな質の活動を始めている。環境負荷ゼロ、エネルギー自給、途上国との共生などの夢あふれる目標実現のために活動する人々。たちはだかる行政の壁。現場取材にもとづき、新経済システムへの胎動を生き生きと描く。

目次

1 「使命共同体」のパラダイム(協同の思想
資本・経営・労働を一体化する ほか)
2 「辺境と周縁」の条理(丹後ちりめんの危機
過疎に挑む「童話村」 ほか)
3 「実験的社会システム」の旗(再生可能エネルギーへの転換
市民共同発電方式へ ほか)
4 「政策と合意」のはざま(行政の壁に風穴をあける
公共事業シェア変動せず ほか)
5 「多元的経済社会」への道標(社会的有用労働の活用へ
NPOが地域を活性化する ほか)

著者紹介

内橋 克人 (ウチハシ カツト)  
1932年神戸市に生まれる。1957年神戸商科大学卒業。現在、経済評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)