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マックス・ヴェーバー入門

岩波新書 新赤版 503

出版社名 岩波書店
出版年月 1997年5月
ISBNコード 978-4-00-430503-3
4-00-430503-9
税込価格 968円
頁数・縦 246,2P 18cm

商品内容

要旨

いまヴェーバーはどう読まれるべきなのか。従来無視されてきたニーチェとの親縁性を明らかにし、ヴェーバー社会学の方法を解きほぐしながら、近代社会に根源的批判の目をむけ知の不確実性を見すえたヴェーバーの姿を浮き彫りにする。通説にラディカルな書き換えを迫る本格的入門書であり、同時にまたとない社会科学入門の書でもある。

目次

プロローグ―近代知の限界点に立って
第1章 神なき時代の社会科学
第2章 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』再訪―悲劇の精神
第3章 精神の病―死と再生のドラマ
第4章 古代史再発見―回帰する時間の社会学
終章 受苦者の連帯に向けて

著者紹介

山之内 靖 (ヤマノウチ ヤスシ)  
1933年東京に生まれる。1963年東京大学大学院博士課程修了。専攻は歴史社会学、現代社会理論。現在、フェリス女学院大学教授、東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)