• 本

日本古代の参議制

出版社名 吉川弘文館
出版年月 1998年3月
ISBNコード 978-4-642-02326-9
4-642-02326-7
税込価格 8,800円
頁数・縦 370,6P 22cm

商品内容

要旨

日本古代において、大臣・納言とともに議政の任に与かった参議については、論ずべき点が多い。基礎史料を吟味し、多様な論考を批判・検討。王権と古代政治機構の関わりをも視野にいれて、参議制の実像を学界に問う。

目次

第1部 参議制の成立と展開(八世紀前半における参議の任用について―参議制研究の史料的限界
参議制の成立―大夫制と令制四位
初期参議の職掌について―「歴運記」参議項「養老二年始宜論奏」管見
「参議」号成立考 ほか)
第2部 参議制の周辺(冠位十二階と大化以降の諸冠位―増田美子氏の新説をめぐって
冠位十二階と大化以降の諸冠位・再考―増田美子氏の高批に接して
知太政官事小考
国史管見二則―書紀「二王以上」と続紀「降親王之礼」)