囚われ人アントニオ・グラムシ/アウレリオ・レプレ／著　小原耕一／訳　森川辰文／訳本・コミック：オンライン書店e-hon

囚われ人アントニオ・グラムシ

商品内容

要旨	政治哲学から国家論・文化論そして組織論まで、透徹した眼差しのマルクス読解によって、現代思想の問題群を先取りした革命家グラムシ。謎多き獄中の思索や苦闘など、豊富な新資料の開示から浮上する人間グラムシの真実。
目次	第１章　村から大都市へ第２章　ジュリア第３章　獄中にて第４章　ある共産主義者家族のドラマ第５章　トリアッティとジュリアのあいだのグラムシ：感情と政治的理性のもつれ第６章　グラムシの共産主義第７章　釈放と終焉結論　グラムシの現代的意義とは？

レプレ，アウレリオＬｅｐｒｅ，Ａｕｒｅｌｉｏ: ナポリ「フェデリコＩＩ世」大学教授、現代史。主なる著書に『イタリア人ムッソリーニ』、『イタリア共産党の形成』、『イタリアにおける反ファシズムと反共産主義』ほか多数

森川　辰文 (モリカワ　ヨシフミ)　　: １９４６年生まれ。法政大学法学部卒業。東京グラムシ会、トロツキー研究所各会員。訳書に、Ｅ・Ｍ・ウッド『民主主義対資本主義』（論創社）。共著に、『トロツキーとグラムシ』（社会評論社）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）