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生命のニューサイエンス 形態形成場と行動の進化

出版社名 工作舎
出版年月 2000年12月
ISBNコード 978-4-87502-343-2
4-87502-343-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 345P 20cm
シリーズ名 生命のニューサイエンス

商品内容

要旨

生物学、進化論、動物行動学いずれのジャンルにおいても棚上げにされてきた「形態」と「行動の進化」の問題。大胆な仮説を軸に、この残された最大の謎にいどむ。

目次

第1章 生物学における未解決の問題
第2章 形態形成をめぐる三つの理論
第3章 形態をもたらすもの
第4章 形態形成場
第5章 過去の形態の影響
第6章 形成的因果作用と形態形成
第7章 形態の遺伝
第8章 生物学的形態の進化
第9章 運動と運動場
第10章 本能と学習
第11章 遺伝と行動の進化
第12章 四つの可能性

著者紹介

竹居 光太郎 (タケイ コウタロウ)  
1957年生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了。理学博士。慶応義塾大学医学部、日本医科大学で研究と教育に携わった後、米国ハーバード大学分子細胞生物学研究所の研究員として神経生物学の研究と新規細胞生物学研究技術の開発に従事。3年半の留学の後、科学技術振興事業団(科学技術庁)の研究グループリーダーとして神経系の発生に関する研究を行い、現在、東邦大学医学部にて大学教員として医学教育に携わる一方、神経発生と神経再生の分子機構に関する最先端研究を行っている。複雑緻密な神経回路網が形成される仕組みを解明して脳機能が発揮される基盤的メカニズムを理解することを人生の目標にしている。学生時代は哲学や生物学思想論に傾倒して生命研究のあり方を探り、その中、大学院博士課程在学中に本書に出会い、訳出を行った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)