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都市と消費の社会学 現代都市・日本

MINERVA社会学叢書 9

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2001年4月
ISBNコード 978-4-623-03335-5
4-623-03335-X
税込価格 4,180円
頁数・縦 245,20P 22cm

商品内容

要旨

日本は、豊かな経済と礼儀正しい文化とが結合されうる方法を提示しているのか―。本書は、都市消費の社会学とでもいうべき新しい都市研究の方法である。現代日本は世界経済の中で傑出しているにもかかわらず、西欧学者はほとんど体系的社会学的関心をここに注がなかった。なかでも、ほとんど無視されたといっていい分野が都市社会学であり、本書は、革新的な方法で経済と結びつけて現代日本を観察するとともに都市研究を行うものである。それによって、消費行動分析から現代日本の都市的ライフスタイルを探り、方法論的にも概念的にも新しい地盤を切り開くものである。

目次

第1章 消費研究を通じた日本への接近
第2章 日本の都市における消費と都市的文化
第3章 欲望の背景―消費の政治経済学
第4章 ショッピングと社会的自我
第5章 ジェンダー、階級と消費の国際化
第6章 消費する身体―メディアと身体の構築・表現
第7章 場所と光景―日本のツーリズムにおける消費する眼と想像の流儀
第8章 日本の都市における消費の理論化

著者紹介

橋本 和孝 (ハシモト カズタカ)  
法政大学社会学部卒業博士(社会学)。現在、関東学院大学文学部教授
堀田 泉 (ホッタ イズミ)  
名古屋大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、近畿大学文芸学部教授
高橋 英博 (タカハシ ヒデヒロ)  
東北大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、宮城学院女子大学学芸学部教授
善本 裕子 (ヨシモト ヒロコ)  
法政大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。現在、松山東雲女子大学人間文化学科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)