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わが道はチベットに通ず 盲目のドイツ人女子学生とラサの子供たち

出版社名 風雲舎
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-938939-24-3
4-938939-24-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 302P 20cm

商品内容

要旨

チベット高原には失明者が多い。盲目を前世の悪行の神罰とする俗信も生きている。盲目の子供たちがベッドに縛られ、人目から隠され、物乞いにだされるのを知って、著者は盲学校を創ろうと思い立つ。知識に飢え、好奇心にあふれる子供たちを支援して強くしたい!正しい技術と方法を使えば、自分の前に全世界が開かれることを、同じ盲目の著者は知っているから。

目次

ケルサン・メト!
盲目の女子大生、中国で失踪?
九はトマトの赤
当地区に盲人は一人もおりません
ラサのバナクショーホテル
わたしは非常にビジュアルな人間
盲目は前世の業
チベット語の点字をつくる
ぼくは学校に行けるんだよ!
幽霊〔ほか〕

出版社
商品紹介

世界の屋根にできた初めての盲学校。暗闇の子供たちに明りを灯した、全盲のドイツ人女子学生の歓び。

著者紹介

テンバーケン,サブリエ (テンバーケン,サブリエ)   Tenberken,Sabriye
1970年生。ドイツ・ボン出身。出生時より強い視覚障害を負い、先天的な進行性の網膜退化のため12歳で完全失明。両親は、サブリエを目の見える子供と同じように扱い、急流でカヌーを漕がせ、スキーを教えた。人々が、盲目であることを無能や愚鈍ととりちがえるのにしばしば立腹。ボンのフリードリヒ・ヴィルヘルム大学で中央アジア学を専攻し、「チベット」と「モンゴル」を重点的に学ぶ。とりわけチベット語の点字を発明したことで、チベットに盲学校を創ろうと決意。多くの試練ののちにラサでその夢を実現させた
平井 吉夫 (ヒライ ヨシオ)  
1939年生。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)