• 本

金のゆりかご

集英社文庫

出版社名 集英社
出版年月 2001年11月
ISBNコード 978-4-08-747381-0
4-08-747381-3
税込価格 985円
頁数・縦 554P 16cm
無題ドキュメント

商品内容

要旨

タクシー運転手の野上雄貴は、GCS幼児教育センターから入社要請を受け、不審を抱く。GCSが発明した「金のゆりかご」と呼ばれる機械で育てられ、一時は天才少年ともてはやされたが、能力の限界を露呈し見捨てられた自分。真意を探るうち、子供が次々と精神に錯乱をきたした事件が浮かび上がる。やがて、ある母親が失踪、殺人が…。先端科学に切り込む新感覚ミステリー。

おすすめコメント

先端科学の暗部に切り込んだ隠れた傑作が、旋風を巻き起こす! 天才と凡人とでは、命の重さが違うのか――「金のゆりかご」と呼ばれる装置で天才脳を作り出すGCS幼児教育センター。そこで教育を受けた少年少女と、彼らを取り巻く大人たちを巡る黒い噂、事件、そして…。究極の大どんでん返し!早期幼児教育の闇を抉るミステリーです。

出版社・メーカーコメント

それは画期的発明か、それとも悪魔の商品か? 先端科学が生んだ機械「金のゆりかご」で天才を育てるという幼児教育センターをめぐる疑惑の真相は!? 新感覚ミステリー決定版!(解説・大森 望)

著者紹介

北川 歩実 (キタガワ アユミ)  
1995年、新潮ミステリー倶楽部の『僕を殺した女』で衝撃デビュー。以降、『硝子のドレス』『模造人格』『猿の証言』『真実の絆』など、最先端科学の情報を取り入れた新感覚のミステリーの秀作を次々と発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)