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国際化とアイデンティティ

講座・社会変動 7

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-623-03546-5
4-623-03546-8
税込価格 3,850円
頁数・縦 328P 22cm

商品内容

要旨

本書では、グローバル化の進展と数十年間にわたる日本の国際化の基本的趨勢をエスニシティや外国人の視点からとらえ返す。また外国人の増加などによって、住居、教育、市民権、マイノリティ政治などの各領域でどのような変化が起き、どのような新しい主体が登場しつつあるかを明らかにする。

目次

第1部 国際化の論理とアイデンティティの多様化(情報化社会と組織およびコミュニティネットワーク―日本とアメリカの比較
教育の国際化と多様な「多文化教育」―日米の教室から
ポストナショナルな市民権は可能か?―「アイデンティティの先験的選択」からの批判的検討
国際労働移動とジェンダー―アジアにおける移住家事労働者の組織活動をめぐって
マイノリティの言説戦略とポスト・アイデンティティ・ポリティクス)
第2部 現代日本における外国人とその諸相(現代日本の外国人労働者政策・再考―西欧諸国との比較を通して
雇用構造の変動と外国人労働者―労働市場と生活様式の相補性の視点から
「エスニック・ネットワーク」の展開と地域社会変容―「共存」の新たな位相と提起される課題
戦後日本の外国人政策と在日コリアンの社会運動―1970年代を中心に)

著者紹介

梶田 孝道 (カジタ タカミチ)  
1947年生まれ。1977年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)