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ゴルディオスの絆 結婚のディスコースとイギリス・ルネサンス演劇

出版社名 松柏社
出版年月 2002年6月
ISBNコード 978-4-7754-0014-2
4-7754-0014-2
税込価格 3,850円
頁数・縦 302P 20cm

商品内容

要旨

「結婚」とルネサンス演劇に「ジェンダー」の視点から切り込む!イギリス・ルネサンス期の「結婚のディスコース」がもたらした矛盾、それに取り組んだ男性・女性作家の作品とその文化的背景に新たな光を当てる。

目次

第1部 ロマンス・民話の変容と結婚(祝婚喜劇の非婚論者―『お気に召すまま』におけるユーフュイーズ的言説の行方
ペトルーキオの「物語」―父権制と「男らしさ」)
第2部 王権と結婚(家族の肖像―シェイクスピア『ジョン王』論
娘にとっての「ハッピー・エンディング」?―結婚のディスコース、処女女王、『テンペスト』)
第3部 ベッド・トリックと結婚(解体するロマンス―ベッド・トリックの周辺
暗闇の中の主体性―『終わりよければすべてよし』における結婚と女性主体)
第4部 女性の主体と結婚(耐えるグリゼルダ、耐えられない夫―結婚と犯罪のディスコース、その融合と変容
「結婚のディスコース」と女性の主体、男性の暴力―女性作家・男性作家の場合)