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勝負

中公文庫

出版社名 中央公論新社
出版年月 2002年9月
ISBNコード 978-4-12-204086-1
4-12-204086-8
税込価格 880円
頁数・縦 285P 16cm

商品内容

要旨

人生は将棋に似ている―。名人に香車を引いて勝つという伝説を作り、同門の大山康晴と熾烈な戦いを演じた不世出の名人・升田幸三が、人事百般について不羈奔放に語り下ろした随筆集。人間味豊かな語り口の中にあらわれる珠玉の言葉のひとつひとつは、世代を越え、深く感銘を与えずにはいない。

目次

第1章 将棋の道へ
第2章 駒の哲学
第3章 勝負
第4章 上に立つ
第5章 後から来る者へ
第6章 世間
第7章 思い出の人びと
第8章 女、妻、家内
第9章 身辺雑記

著者紹介

升田 幸三 (マスダ コウゾウ)  
大正7年、広島生まれ。十四歳で家を出、木見金治郎名人に入門する。昭和27年、木村義雄名人を破り王将位獲得。昭和31年には大山康晴名人に対し「名人に香車を引いて勝つ」という将棋史上空前絶後の記録を残す。昭和32年、名人位を獲得し、史上初の三冠達成。ライバル大山との数々の名勝負をとおして「大山升田時代」と呼ばれる一時代を築く一方で、「新手一生」を掲げ常識を覆す独創的な新定跡を次々と創作していった。平成3年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)