
啓蒙主義の哲学 上
ちくま学芸文庫
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2003年4月 |
ISBNコード |
978-4-480-08771-3
(4-480-08771-0) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 340P 15cm |
シリーズ名 | 啓蒙主義の哲学 |
商品内容
要旨 |
啓蒙主義は、すでに乗り越えられた浅薄な思想なのか。のちの思想家たちから「反省哲学」「過去の思想」という烙印を押されてきたが、はたしてそうか。18世紀啓蒙主義の「明るい鏡」を現代批判の鏡として位置づけ、自らそれとの内面的対決を果たした著者は、批判精神に満ちた鋭い洞察力で、啓蒙主義の思考形式から「美学」の誕生までの諸側面を余すところなく分析し、その統一的結びつきを解明する。哲学者カッシーラーが従来の批判を排し、啓蒙主義思想の再評価を打ち立てた古典的名著。文庫化にあたり全編改訳。上巻は啓蒙主義の思考形式、自然観と自然科学、心理学と認識論、宗教の理念を収録。 |
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目次 |
第1章 啓蒙主義時代の思考形式 |