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原初生命体としての人間 野口体操の理論

岩波現代文庫 社会 80

出版社名 岩波書店
出版年月 2003年6月
ISBNコード 978-4-00-603080-3
4-00-603080-0
税込価格 1,408円
頁数・縦 297P 15cm

商品内容

要旨

「からだの主体は脳ではなく、体液である」―こうしたからだの動きの実感を手がかりに生み出された野口体操の理論は、従来の体操観を大きく覆し、演劇・音楽・教育・哲学など多方面に影響を与え続けている。身体の可能性を拓く体操法を端的に語った本書は、身体的思考に基づく独創的な人間論、運動・感覚・言葉論でもある。

目次

第1章 体操による人間変革
第2章 原初生命体の発想
第3章 息と「生き」
第4章 原初生命体の動き
第5章 ことばと動き
第6章 いろいろな問題

著者紹介

野口 三千三 (ノグチ ミチゾウ)  
1914‐98年。群馬県生まれ。群馬師範学校・東京体育専門学校助教授を経て、東京芸術大学教授、のち名誉教授。野口体操教室を長年にわたり主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)