• 本

ヨーロッパの傭兵

世界史リブレット 80

出版社名 山川出版社
出版年月 2003年6月
ISBNコード 978-4-634-34800-4
4-634-34800-4
税込価格 802円
頁数・縦 90P 21cm

商品内容

要旨

戦乱に明け暮れた近世のヨーロッパ。軍事力の主体となってそれらの戦争を戦ったのは、傭兵であった。彼ら傭兵について、われわれはどの程度知っているだろうか。掠奪などの狼藉に明け暮れて、人々から恐れ蔑まれるだけの存在だったのだろうか。そもそも彼らはどのような社会層から生み出され、軍隊の中でどのような生活をし、農民や都市民とどのような関係をとりもったのだろうか。いまだにその多くが歴史の闇に覆われている傭兵の生活世界に注目し、近世ヨーロッパの軍隊と社会を考えること、それが本書のねらいである。

目次

歴史学の一分野としての軍事史
三十年戦争時代の傭兵軍
傭兵たちの生活世界
常備軍の時代

出版社
商品紹介

傭兵とはどのような人々で、社会にどのような影響を与えていたのだろうか。「軍隊社会」という切り口から近世ヨーロッパを考察する。

著者紹介

鈴木 直志 (スズキ タダシ)  
1967年生まれ。中央大学文学部史学科卒業。中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻、ドイツ近世史。現在、桐蔭横浜大学法学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)