• 本

天皇と中世文化

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2003年7月
ISBNコード 978-4-642-07918-1
4-642-07918-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 231P 20cm

商品内容

要旨

戦国期、無力化した天皇はなぜ全国統一のシンボルとなり得たか。その権威の源を政治と文化の両面から探る。官位と元号、能狂言や連歌、修験道や神道、都と地方、貴族と被差別民など多彩な視点で、天皇制存続の謎に迫る。

目次

1 天皇はなぜ権威をもつのか
2 官位秩序の浸透
3 天皇による寺社の編成
4 神々の編成
5 「かすみ場」の形成と暦
6 貴賤都鄙融合の文化と公家の主導性
7 三条西実隆の風雅
8 食器の語る公武の関係

出版社
商品紹介

戦国期、なぜ天皇は全国統一のシンボルとなり得たのか。中世社会と文化のなかに天皇の権威の意味を探り、天皇制存続の謎に迫る。

著者紹介

脇田 晴子 (ワキタ ハルコ)  
1934年生まれ。1963年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。1969年京都大学文学博士。現在、滋賀県立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)