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人間魚雷「回天」一特攻隊員の肖像

出版社名 高文研
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-87498-315-7
4-87498-315-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 190P 19cm

商品内容

要旨

太平洋戦争末期、勝山淳海軍中尉の人間魚雷は米駆逐艦に命中、「回天」特攻の中で出撃者と戦果を特定できた唯一のケースだ。出撃三カ月前からその時までを元同僚・部下が克明に証言、半世紀を経てインターネットで巡り会った日米の遺族や関係者が綴る平和への願いと誓い。

目次

1 「回天」とはどんな兵器だったのか
2 血染めのハチマキで突っ込んだ兄・勝山淳
3 私は勝山中尉の部下だった
4 私は勝山中尉の後続の「回天」に乗っていた
5 伝わりくる思い出、回想はわびしく
6 血染めのハチマキはこうして見つかった
7 靖国神社参拝と勝山隊長の墓参を終えて
8 戦争を知らない私と「回天」との出会い
9 学徒動員の思い出「回天特攻隊」
10 勝山淳海軍中尉の航海日誌

出版社
商品紹介

特攻隊員は何を思い、考えていたのか。元同僚や部下の証言と、半世紀を経て出会った日米の遺族や関係者がつづる、平和への願いと誓い。

著者紹介

児玉 辰春 (コダマ タツハル)  
1928年、広島県大竹市に生まれる。1988年3月まで38年間、数学教師として中学校で教員生活を送った後、児童文学を中心とした創作・講演活動に入る。2001年、若い世代に戦争体験を語り継ぐことを目的として、元特攻隊員を中心に「新世紀に戦争を語り継ぐ会」を結成。その代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)