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天文台日記

中公文庫 BIBLIO

出版社名 中央公論新社
出版年月 2004年1月
ISBNコード 978-4-12-204318-3
4-12-204318-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 268P 16cm

商品内容

要旨

わたしたちがなにげなく仰ぎ見る星空に、天文学者たちは「自分の星」をもっている。ある時はそれと静かな対話を楽しみ、またある時はそれと戦う。観測の合間にかわされる会話や、天文台を訪ねる人々とのふれあい―興味深いエピソードをちりばめて、岡山天体物理観測所で副所長を勤め、星と対話を続けた著者が記す。天文台職員たちの生活をうかがい知ることができる好著。

目次

一月(元日
セレスの発見 ほか)
二月(光のすじの向こうの端の…
小宇宙 ほか)
三月(ドラムスコ
天文観測心得 ほか)
四月(モズラ
ワラビ採り)
五月(モズのひな
カーリュー・リヴァー ほか)
六月(メッキ作業
星の世界へ ほか)
七月〜八月(台風襲来
ハギハラ・テレスコープ ほか)
九月(ドーム修理
ベーキング)
十月(初スバル
フラワー・カード ほか)
十一月(コリメーター
畑中忌 ほか)
十二月(リック天文台
ベテルギウス ほか)

著者紹介

石田 五郎 (イシダ ゴロウ)  
1924(大正13)年、東京生まれ。東京帝国大学理学部天文学科卒。1949年東京大学助手、1964年助教授、1984年教授を歴任し、同年4月退官。この間、三鷹天文台に1年、麻布狸穴の天文学教室に9年、岡山天体物理観測所に24年を過す。1986年東洋大学教授に就任。1992年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)