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「満洲国」経済史研究

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2003年12月
ISBNコード 978-4-8158-0474-9
4-8158-0474-5
税込価格 6,050円
頁数・縦 316P 22cm

商品内容

要旨

「満洲国」とは何であったのか―経済の軌跡が示す新たな全体像。国際商品たる大豆から鉱工業にいたる満洲国生産力を、マクロデータを駆使して復元、建国前夜から未解明であった1940年代までの満洲国経済を輪郭あざやかに描き出した労作。

目次

第1部 「満洲国」概論(「満洲国」論―日本植民地帝国と「満洲」
「満洲国」経済論―計画と統制)
第2部 「満洲国」経済のマクロ的分析(「満洲国」生産力の水準と構造―生産指数および生産実績の検討
「満洲国」対外経済関係の展開―国際収支分析を中心として)
第3部 「満洲」周辺交易論(「関東州」貿易統計論
「朝鮮」・「満洲」間陸境貿易論)
第4部 統計資料解題(「満洲国」国民所得統計について
「満洲国」国際収支統計について)

出版社
商品紹介

マクロデータを駆使した緻密な数量経済史的分析により、満洲国経済の全体像を輪郭あざやかに描き出した労作。

著者紹介

山本 有造 (ヤマモト ユウゾウ)  
1940年京都市に生まれる。1967年京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。1967年京都大学人文科学研究所助手。その後、神戸商科大学講師、助教授、京都大学人文科学研究所助教授を経て、現在、京都大学人文科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)