• 本

現代語訳南総里見八犬伝 下

河出文庫

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-309-40710-4
4-309-40710-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 609P 15cm
シリーズ名 現代語訳南総里見八犬伝

商品内容

要旨

全九集九八巻、一〇六冊に及び、二十八年をかけて完成された日本文学史上稀に見る長編にして、わが国最大の伝奇小説を、白井喬二が雄渾華麗な和漢混淆の原文を生かしつつ分かりやすくまとめた名抄訳。ご存じ、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八つの徳を体現する八犬士の壮大な長編史伝が、その粋を集めた最も読みやすい現代語訳で、今ここに甦える。

著者紹介

曲亭 馬琴 (キョクテイ バキン)  
明和4年‐嘉永元年(1767‐1848年)。江戸時代後期の読本、黄表紙、合巻作者。本姓は滝沢。わが国最大の伝奇小説『南総里見八犬伝』の他、『椿説弓張月』『皿皿郷談』『近世説美少年録』などの読本が有名
白井 喬二 (シライ キョウジ)  
1889‐1980年。小説家。横浜市生まれ。大正9年に発表した時代物の推理小説『怪建築十二段返し』で一躍注目され、『新撰組』や大作『富士に立つ影』などによって大衆文学草創期の推進力となる。大衆作家の団体「二十一日会」を結成して『大衆文芸』を発刊した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)