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僕とおばあさんとイリコとイラリオン

出版社名 未知谷
出版年月 2004年3月
ISBNコード 978-4-89642-095-1
4-89642-095-0
税込価格 2,750円
頁数・縦 284P 20cm

商品内容

要旨

九歳で父母と別れた主人公ズラブは田舎のオルガおばあさんの許、イリコとイラリオンという、はちゃめちゃなおじたちと日々を過ごす。そして十七歳、首都トビリシで下宿先から大学に通う学生生活。卒業しておばあさんの家に戻ってみると…。「私は自由が欲しかった。そのために笑いを選んだんだ」と述懐する作者自身の体験に基づく、笑いに満ちたビルドゥングスロマン。一九五九年に発表されるやロシア語への翻訳、映画化と、ひとびとの圧倒的な支持を受け、特異なユーモア作家の地位を不動のものにした半自伝的作品。

著者紹介

ドゥンバゼ,ノダル (ドゥンバゼ,ノダル)   Dumbadze,Nodar
1928‐84。20世紀後半のグルジアの代表的な作家の一人。首都トビリシ生まれ。トビリシ国立大学経済学部卒業(1950年)。1967‐72年雑誌『鰐』編集主幹。1972‐84年グルジア作家同盟書記長。1975年ショタ・ルスタヴェリ賞。1980年レーニン賞
児島 康宏 (コジマ ヤスヒロ)  
1976年福井県生まれ。1998年東京大学文学部卒業。2000‐02年トビリシ国立大学に留学。現在、東京大学大学院博士課程に在学中。専門は言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)