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老いの人類学

Sekaishiso seminar

出版社名 世界思想社
出版年月 2004年3月
ISBNコード 978-4-7907-1042-4
4-7907-1042-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 250P 19cm

商品内容

要旨

人類学者と老人は古くて新しい友人である。伝統文化の伝承者・インフォーマントとしての老人ではなく「老い」そのものについて、高齢者の意味、老化のプロセス、老人の生活や意見、社会的地位や役割の分析等を通して考察する。

目次

1 長寿のシマ沖縄の高齢者たち
2 敬われる老人たちの姿―ベトナムの国家、村落、家族による処遇
3 アラブ・イスラーム社会における「老い」―若齢社会チュニジアの老人たちの肖像
4 歴史の狭間を生きたアボリジニの老人たち―アボリジニ政策に翻弄された「長老」たち
5 今を生きるイヌイトの老人―知識と技術の宝庫
6楢山節の比較文化考―昔の老人と今の老人はどちらが幸せか
7 老後をどう生きぬくか―ロシア極東の高齢者
8 アメリカ中西部ホームタウンの「独身」高齢男性―ケアリング精神の実践者たち
9 「ヘルピング」と「世話をする」―アメリカ人の自立と介護

出版社
商品紹介

老化のプロセス、老人の生活や意見、社会的地位や役割の分析を通して、インフォーマントとしての老人ではなく「老い」そのものを考察。

著者紹介

青柳 まちこ (アオヤギ マチコ)  
茨城キリスト教大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)