商品内容
要旨 |
「病のごと/思郷のこころ湧く日なり/目にあをぞらの煙かなしも」―27歳の若さで世を去った天才歌人石川啄木の、挫折の生涯と熱い思想の軌跡を辿ることができる歌集『一握の砂』、啄木と同じく寺家に生まれ、彼と共に歩もうとした盟友土岐善麿(哀果)の『黄昏に』、相模に生まれ、自然主義歌人として若山牧水と共に話題を集めた前田夕暮の処女歌集『収穫』。近代短歌が文学の最前線で輝いていた1910年代初めの三歌集。 |
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目次 |
一握の砂 |