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脱商品化の時代 アメリカン・パワーの衰退と来るべき世界

出版社名 藤原書店
出版年月 2004年9月
ISBNコード 978-4-89434-404-4
4-89434-404-1
税込価格 3,960円
頁数・縦 447P 20cm

商品内容

要旨

“9.11”以後の狂乱は、アメリカの「帝国」化ではなくその崩壊の象徴である―アメリカ中心の世界=「近代世界システム」の終焉を看破し、新たなシステムの構築に向けた行動へいざなう、ウォーラーステイン待望の最新刊。

目次

序 過去と未来の狭間にあるアメリカン・ドリーム
第1部 テーゼ(アメリカ合衆国の衰退―鷲は散り墜ちた)
第2部 交錯する修辞と現実(二十世紀―「真昼の暗黒」?
グローバリゼーション―世界システムの長期的軌跡 ほか)
第3部 どこへ向かっているのか(左翼(理論と実践再論
移行の時代)
運動―今日、反システム運動であるとはいかなることか ほか)
後言(正義の戦争
「衝撃と畏怖」?)

出版社
商品紹介

9・11以後のアメリカの狂乱はアメリカの崩壊の象徴。アメリカ中心の世界=「近代世界システム」の終焉を看破する。

著者紹介

ウォーラーステイン,イマニュエル (ウォーラーステイン,イマニュエル)   Wallerstein,Immanuel
1930年生。ビンガムトン大学フェルナン・ブローデル経済・史的システム・文明研究センター所長。イェール大学シニア・リサーチ・スカラー。1994‐98年、国際社会学会会長。1993‐95年には社会科学改革グルベンキアン委員会を主宰、そこで交わされた討論リポートを『社会科学をひらく』(邦訳1996年、藤原書店)としてまとめた。世界システムの理論構築の草分けとして知られ、『近代世界システム』の全3巻の著作は著名
山下 範久 (ヤマシタ ノリヒサ)  
1971年大阪府生。ビンガムトン大学社会学部大学院にてウォーラーステインに師事、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、北海道大学大学院文学研究科助教授(歴史文化論講座)。専攻・世界システム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)