森の中で生まれたペシミは妖精の子。でも、その醜い体色と、目も爪先も後ろ向きという体の構造をトカゲに笑われたのをキッカケに、いつしか森の嫌われ者に。そんなある日、他人が流す不幸の涙でぶくぶく太って飛べなくなったペシミは、これまでの生活を改め、「しあわせを探す」という目標に向かって旅に出ることになりました……。「ごめんなさい」「ありがとう」が言えなかったペシミの成長を描いた傑作絵本。