• 本

人生なんて夢だけど

出版社名 フレーベル館
出版年月 2005年2月
ISBNコード 978-4-577-03008-0
4-577-03008-X
税込価格 1,870円
頁数・縦 339P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • やなせたかしの自伝で、1冊の倫理の本

    漫画家、放送作家、絵本作家、作詞家、作曲家…マルチクリエイターとして生きたやなせたかしの生き様が赤裸々に綴られている。
    「あんぱんまん」はただのヒーローではなかった。
    戦争、また、様々な人との出逢いと交わりを通して培った感性から生まれた作品だと知る。
    この本に映るやなせたかしの人生は「人としての生き方・在り方」を教えてくれる倫理の本だとおもいます。
    また、この本を通して「アンパンマン」の見方も変わるかもしれないです。

    (2025年4月22日)

商品内容

要旨

あるときは漫画家、またあるときは絵本作家、シナリオライター、デザイナー、作詞家、作曲家、歌手、編集者等々、マルチクリエイター・やなせたかしの86年の人生が、そのまま戦後文化史となっている。

目次

第1章 過ぎてしまえば、みんな夢
第2章 血潮が熱いあの頃は
第3章 若さのほかは何もない
第4章 夢の中にも夢がある
第5章 ああ、少年は老いやすく
第6章 緑の若葉色あせて
第7章 たそがれ迫る人生に
第8章 時の流れはかえらない

おすすめコメント

あるときは漫画家、またあるときは絵本作家、シナリオライター、デザイナー、作詞家、作曲家、歌手、編集者等等、マルチクリエイターとして活動を続ける、「アンパンマン」「手のひらを太陽に」のやなせたかし自伝。「86歳。ぼくの人生は、これから始まる」!

著者紹介

やなせ たかし (ヤナセ タカシ)  
1919年(大正8年)2月6日、高知県に生まれる。東京高等工芸学校図案科(現千葉大学)卒業。三越宣伝部にグラフィックデザイナーとして勤務。1953年(昭和28年)退社、フリーとなる。1964年(昭和39年)より3年間、NHK「まんが学校」に先生として出演。1972年(昭和47年)季刊「詩とメルヘン」をサンリオより創刊。同年、「漫画家の絵本の会」を故手塚治虫氏等と結成。1973年(昭和48年)フレーベル館の月刊絵本「キンダーおはなしえほん」に「アンパンマン」を掲載。以後、アンパンマンその他多数の絵本を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)