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カオスの自然学 水・大気・音・生命・言語から 新装版

出版社名 工作舎
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-87502-384-5
4-87502-384-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 323P 20cm
シリーズ名 カオスの自然学

商品内容

要旨

流体の作り出すさまざまな形態を通じて、水と大気の遊星である地球の上に誕生した生命現象の本質に迫る。生命の起源から言語の発生まで、自然界の神秘を鮮やかに描写。ノヴァーリス、ゲーテら、ドイツロマン派の伝統を継ぐ、イマジネーションに富んだ自然学の快著。

目次

1 祖型的運動
2 自然の感覚器官
3 天界の使者
4 水と大地の対立
5 人体の流動形態
6 流動する叡知
7 流体の霊性
8 水と大気
9 気圏の中の水
10 大気
11 宇宙の創造的言語

おすすめコメント

水がすべてのかたちを創る!流体の作り出すさまざまな形態を通じて、水と大気の遊星である地球の上に誕生した生命現象の本質に迫る書。生命の起源から言語の発生まで、自然界の神秘を鮮やかに描写。ゲーテ、ノヴァーリス、シュタイナー・・・ドイツロマン派の流れを総合する形の科学。スチール写真80余点、図版100点収録。

著者紹介

シュベンク,テオドール (シュベンク,テオドール)   Schwenk,Theodor
西ドイツの黒い森(Schuwarz Wald)地方のヘリシュードで、流体の研究室を運営する流体力学者。ルドルフ・シュタイナーの研究者としても知られる。水を一つの生命体としてとらえることによって、水の未知の性質を把握する一方で、流体の研究を通じて現代文明の歪みを指摘。1972年には、ストックホルムのシュタイナー・セミナーハウスに、イギリスの彫刻家ジョン・ウィクルスと協力して水の循環作用をテーマにした環境彫刻を製作・設置している
赤井 敏夫 (アカイ トシオ)  
1957年2月、京都に生まれる。関西学院大学文学部英文科卒。現在は大学で教鞭をとる傍ら、翻訳・執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)