
北朝鮮「虚構の経済」
集英社新書 0296
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2005年6月 |
ISBNコード |
978-4-08-720296-0
(4-08-720296-8) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
かつて「地上の楽園」と賛美する者さえいたこの国の経済は、なぜ破綻したのか。そこには社会主義国が共通に抱える問題とともに、北朝鮮独自の問題があった。北朝鮮は建国以来、社会主義国でありながら計画経済が機能しない「計画なき計画経済」国家であり、また「自立的民族経済」を掲げながらその実態は援助の上に成り立つ「“被”援助大国」であり、対外経済関係ではボーダレスには程遠いボーダ「フル」な経済国家だったのである。関係諸国から断片的に報告される各種データや研究書を丹念に調べ上げて、「秘密国家」のベールの奥に隠された経済の実態に迫る、渾身の研究の書。 |
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目次 |
第1章 北朝鮮経済はなぜ破綻したのか(計画なき計画経済 |
おすすめコメント
軍事費の圧迫、無理な増産運動・・・各種のデータを丹念に調べ上げ、秘密国家の「闇」を明らかにする!
出版社・メーカーコメント
「経済制裁」を言う前に知っておきたい現実。かつて「地上の楽園」とまで賛美する者がいた国の経済が、なぜここまで破綻したのか。豊富な資料をもとにわかりやすく解説。また2002年から始まった経済改革の行方も探る。