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浦上の旅人たち

岩波少年文庫 132

出版社名 岩波書店
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-00-114132-0
4-00-114132-9
税込価格 836円
頁数・縦 365P 18cm

商品内容

要旨

明治のはじめ、長崎の浦上で信仰を守りつづけてきた隠れキリシタンたちは、罪人として捕えられ、きびしい迫害をうけた。農家の娘たみと、浮浪児千吉の数奇な運命を軸に、西日本各地へ送られた人びとの“旅”を描く歴史小説。小学5・6年以上。

出版社
商品紹介

浦上のキリシタン迫害事件の史実にもとづく物語。『肥後の石工』とならぶ作者の代表作。

著者紹介

今西 祐行 (イマニシ スケユキ)  
1923‐2004。東大阪市に生れる。早稲田大学在学中、早大童話会で短編童話を書きはじめる。出版社勤務をへて、1959年より文筆業に専念。『肥後の石工』で国際アンデルセン賞国内賞、日本児童文学者協会賞、『浦上の旅人たち』で野間児童文芸賞を受賞。持ち味の静かな文体で、きびしい状況を生きぬく人間の強さ、こころの美しさを描く。作家活動のかたわら、農業小学校を創立、校長兼用務員をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)