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悲しい下駄

出版社名 岩崎書店
出版年月 2005年7月
ISBNコード 978-4-265-82002-3
4-265-82002-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 318P 20cm

商品内容

要旨

敗色濃厚の一九四四年、東京・渋谷。配給による貧しい食事、ぼろ布のような衣服、空襲の恐怖と防空壕の夜…。朝鮮人と日本人の子どもが同居する長屋を舞台に、子どもたちの目で見た戦争の悲惨さ、貧しさやひもじさ、そして差別への深い悲しみを情感豊かに描く。韓国を代表する児童文学作家、クォン・ジョンセンが日本での戦争体験をふりかえり、韓国で発表した自伝的小説の初の翻訳。

出版社
商品紹介

差別の中での朝鮮の子どもたちと、日本の貧しい子どもたちの交流を、日々の生活を通して、情緒豊かに描いた作品。

著者紹介

クォン ジョンセン (クォン ジョンセン)  
1937年、東京で生まれる。1946年、10歳で帰国。『朝鮮日報』新春文芸賞の受賞をきっかけに作家活動を始める。1969年、第1回キリスト教児童文学賞を『こいぬのうんち』が受賞後、創作活動に専念。韓国を代表する児童文学作家となる。長年の闘病生活の苦痛さえも作品の中で幼い生命に対する限りない愛に昇華している
ピョン キジャ (ピョン キジャ)  
1940年、岡山県で生まれる。在日朝鮮人2世
高田 勲 (タカダ イサオ)  
1938年、島根県で生まれる。日本美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)