本書『入門電気回路（発展編）』は、『入門電気回路（基礎編）』の続きとして発刊するものである。本書は、第１章の「２端子対回路」から「過渡現象と微分方程式」、「ラプラス変換と過渡現象の解法」と続き、第６章の「分布定数回路」で完結しており、比較的高度な数学力を必要とする分野から成り立っている。

第１章　２端子対回路
第２章　ひずみ波交流回路
第３章　過渡現象と微分方程式
第４章　ラプラス変換と過渡現象の解法
第５章　対称座標法と非対象三相回路
第６章　分布定数回路

例題や演習でたいへんわかりやすく、学習効果のある教科書。