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木材革命 ほんとうの「木の文化の国」が始まる

人間選書 261

出版社名 農山漁村文化協会
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-540-05191-3
4-540-05191-1
税込価格 1,781円
頁数・縦 258P 19cm

商品内容

要旨

日本社会の近年の動向と国際的な木材事情は日本林業に追い風を吹かせている。外材圧迫論や日本森林荒廃論、果ては安易な環境崇拝に基づく林木伐採悪行論を排し、国産材時代の到来と、「経済」と「公益」が両立する客観的・主体的条件を明らかにする。

目次

序章 森の文明・木の文化
第1章 近代林業の個性
第2章 近代と林業
第3章 アグロフォレストリーのすすめ
第4章 日本林業の内なる基本問題
第5章 国有林を赤字にしたもの
第6章 「木材革命」が起きている―「国産材時代」への追い風
終章 光は「辺境」から

著者紹介

村尾 行一 (ムラオ コウイチ)  
1934年中国・大連市に生まれる。学歴、東京大学農学部林学科卒業。東京大学大学院林学専門課程修士・博士課程修了。ドイツ・ミュンヘン大学経済学部林学科留学。学位、東京大学農学博士・東京大学農学修士。職歴、京都大学助手、東京大学助手、ミュンヘン大学客員講師、愛媛大学教授などを経て、現在著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)