• 本

近代中国東北地域史研究の新視角

出版社名 山川出版社
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-634-67453-0
4-634-67453-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 354P 22cm

商品内容

要旨

旧「満洲」の政治・経済・外交を、世界史的視野で考察し、問題を提起する意欲的論集。

目次

1 経済と組織(両大戦間期の天図軽便鉄道と日中外交
東亜勧業株式会社の歴史からみた近代中国東北地域―日本の大陸進出にみる「国策」と「営利」
中国東北地域における大豆取引の動向と三井物産 ほか)
2 外交と国際関係(満洲国の“外務省”―その組織と人事
スターリンと中東鉄道売却
リュシコフ・リスナー・ゾルゲ―「満洲国」をめぐる日独ソ関係の一側面 ほか)
3 戦後の中国東北地域、一九四五〜四九年(国民政府統治下における東北経済
戦後ソ連の中国東北支配と産業経済
戦後満洲における中共軍の武器調達―ソ連軍の「暗黙の協力」をめぐって ほか)

出版社
商品紹介

中国東北地域の近代史は幾多の問題点を抱えており,研究者の注目を集めている。新しい研究成果に基づく問題提起をめざした論文集。

著者紹介

江夏 由樹 (エナツ ヨシキ)  
1951年生、一橋大学大学院経済学研究科教授
中見 立夫 (ナカミ タツオ)  
1952年生、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授
西村 成雄 (ニシムラ シゲオ)  
1944年生、大阪外国語大学外国語学部教授
山本 有造 (ヤマモト ユウゾウ)  
1940年生、京都大学名誉教授、中部大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)