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飯田竜太全集 第9巻

作家論

飯田龍太全集   9

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-04-651939-9
4-04-651939-8
税込価格 2,934円
頁数・縦 374P 20cm
シリーズ名 飯田竜太全集

商品内容

要旨

飯田龍太の作家論には、犀利な洞察と深切な共感がある。敬愛する人々、同時代の俳人たち、故人追悼、句集序文など、彫琢の文章七十一編を収録。善意の批評精神が読後に豊かな余韻をのこし、句作への意欲をかきたてる。

目次

虚子のことなど
『山廬集』断想
晩年の蛇笏
前田普羅
近作寸感―磊塊というもの
胡桃の句の背後
ある印象―石田波郷
秋元不死男の近作
孤鶴遠望―三橋鷹女
ふたりの女流俳人―橋本多佳子と長谷川秋子〔ほか〕

著者紹介

飯田 龍太 (イイダ リュウタ)  
大正9年(1920)、山梨県生まれ。国学院大学卒。昭和29年より「雲母」編集。37年、父蛇笏の死去により「雲母」主宰を継承。毎日俳壇選者となる。44年、第四句集『忘音』により読売文学賞受賞。56年、日本芸術院恩賜賞受賞。59年、日本芸術院会員に任命さる。昭和51年より蛇笏賞選考委員(平成16年まで)。平成4年8月、「雲母」九百号をもって終刊。この間、俳句界に広く目を向け、多くの俊英を育てた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)