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母は枯葉剤を浴びた ダイオキシンの傷あと

新版

岩波現代文庫 社会 125

出版社名 岩波書店
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-00-603125-1
4-00-603125-4
税込価格 1,122円
頁数・縦 255P 15cm

商品内容

要旨

ベトナム戦争時の米軍による枯葉作戦、その枯葉剤が含む猛毒ダイオキシンは、ベトナムの兵士・民衆はもとより米韓の兵士にも今なお深刻な被害を与えている。そしてダイオキシン汚染は戦争の傷痕のみならず、現代の環境破壊として日本でも他人事ではない。国際的報道写真家が旧版刊行後二十余年の取材で世に問う渾身の一冊。

目次

女たちの苦悶
枯死の岬
生きぬく子どもたち
餓死の高原
生体実験
兵器としての農薬
三つの出会い
そして子どもたちは大人になった
ダイオキシン、その人体影響

著者紹介

中村 梧郎 (ナカムラ ゴロウ)  
報道写真家。1940年生まれ。1976年からベトナムで枯葉剤による被害の取材を開始。さらに米国、韓国、日本でもダイオキシン問題を取材。前岐阜大学教授。ニコン伊奈信男賞、日本ジャーナリスト会議特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)