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西洋史の新地平 エスニシティ・自然・社会運動

出版社名 刀水書房
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-88708-348-6
4-88708-348-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 257,3P 22cm

商品内容

目次

第1部 エスニック・アイデンティティをめぐって(『ロビンソン・クルーソー』を読む
見えない黒人を探して―十七・十八世紀の『ロンドン・ガゼッタ』の埋め草から
クリスマス・ツリーを飾るユダヤ人―近代ドイツ・ユダヤ人の文化変容をめぐって
黒い旋盤工―フランスにおける北アフリカ系労働者の社会的上昇
在英シク教徒の祭りと「記憶」―「バイサキ」と「カールサ」誕生の物語)
第2部 歴史のなかの自然(経済学における自然認識―イギリス古典派経済学を中心に
イギリス料理はなぜまずくなったか―イギリス食文化衰退の社会経済史的研究
ウィリアム・モリスとエコロジー運動
ナショナル・トラストと自然保護活動―持続可能な地域社会を求めて)
第3部 社会運動の諸相(M.ヴェーバー『倫理』テーゼの再考
ピューリタンとは何か―研究視角の再検討
「暗黒の地」への福音宣教―ウェールズとピューリタン革命
明るく、賢く、若々しく―「人気の指導者」にみる労働者クラブという集団
アイルランド系アメリカ人とアイルランドの独立)

出版社・メーカーコメント

"複雑さを増す人種やエスニシティの問題を扱う「第1部」,自然観・食文化・自然保護運動を扱いながら歴史のなかで考えられてきた「自然」を検証する「第2部」,以前と大きく変わってきた現代の社会運動を対象とする「第3部」。「人と人,自然と人の共生」を目指す新しい西洋史の入門書"

著者紹介

佐藤 清隆 (サトウ キヨタカ)  
1952年生まれ。1974年明治大学文学部卒業、現在、明治大学文学部教授
中島 俊克 (ナカジマ トシカツ)  
1953年生まれ、1977年一橋大学経済学部卒業、現在、立教大学経済学部教授
安川 隆司 (ヤスカワ リュウジ)  
1959年生まれ、1984年一橋大学社会学部卒業、現在、東京経済大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)