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日経連 もうひとつの戦後史

出版社名 桜井書店
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-921190-33-0
4-921190-33-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 283,8P 20cm

商品内容

要旨

「階級闘争」が闘われていた時代、日経連は資本の前衛として振る舞っていた。財界とは、階級とは、労働組合とは、そして戦後日本資本主義とは。

目次

第1章 日本資本主義の本質―理解と現実
第2章 一九四五年の日本のボスたち―打撃は受けたが打倒はされなかった
第3章 いまや、われわれはみんな勤労者―イデオロギーと組織の防衛(一九四五‐四七年)
第4章 反撃―労働者に誰がボスなのかを教えてやれ(一九四八‐六〇年)
第5章 アクセルとブレーキを同時に踏み込む―高度成長と賃上げ抑制の試み(一九六一‐七三年)
第6章 機会をつかむ―オイル・ショックをボスたちの利益に(一九七四‐八〇年)
第7章 確信にあふれて―特殊な存在としての日本(一九八一‐九一年)
第8章 景気後退とその効果―労働運動の停滞と日経連の消滅(一九九二‐二〇〇二年)
第9章 結論―日経連と日本資本主義

著者紹介

渡辺 雅男 (ワタナベ マサオ)  
一橋大学社会学研究科教授、社会学博士
洪 哉信 (ホン ゼシン)  
延世大学社会学科卒業。韓国外国語大学国際地域大学院日本学科卒業。現在、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程在学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)