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理論社会学の可能性 客観主義から主観主義まで

出版社名 新曜社
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-7885-0976-4
4-7885-0976-8
税込価格 4,730円
頁数・縦 293P 22cm

商品内容

要旨

ヴェーバー、デュルケーム、パーソンズ、バーガー、ブルデューら巨星の遺した知恵の蓄積を、検討し、活かし、未来にひらく14の試み。いまの社会学界の中核を担う著者陣による、現在進行形の「理論的探究の現場」への招待。

目次

第1部 理論社会学を求めて(理論社会学から見た国民社会―グローバル化のなかでの日本社会と世界社会
規範的探求としての理論社会学―内部性と構築性という条件からの展望)
第2部 社会システム理論(進化的変動論としてのパーソンズ社会学―不確定性と超越
社会システムの脱人間化と脱主観化―社会システムはいかにして世界を認識するか ほか)
第3部 政治と社会(近代性をめぐるパーソンズとバウマン―ナチズムと社会主義の解釈
国民国家の社会理論―「国家」と「社会」の観点から)
第4部 経済と社会(贈与の論理、経済の論理―贈与と経済の分岐点
新しい経済社会学―グラノヴェターの「埋め込み」概念を中心にして)
第5部 文化と社会(ハビトゥスとしての芸術―ブルデュー芸術社会学の射程
儀礼の社会理論―呪術からの解放を超えて ほか)
第6部 意味と社会(過去を担う自己と社会―物語とカテゴリーの社会学
羅生門問題―エスノメソドロジーの理論的含意)

著者紹介

富永 健一 (トミナガ ケンイチ)  
1931年東京都生。東京大学文学部社会学科卒業。東京大学大学院博士課程単位取得。博士(社会学、東京大学)、(経済学、京都大学)。東京大学名誉教授。社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)