列のなかの男 グラント警部最初の事件
論創海外ミステリ 43
出版社名 | 論創社 |
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出版年月 | 2006年3月 |
ISBNコード |
978-4-8460-0658-7
(4-8460-0658-1) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 314P 20cm |
書店レビュー
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
ミステリ史上に輝く傑作『時の娘』で名を残し、夭逝したジョセフィン・テイのデビュー作である。グラント警部初登場となる作品。『時の娘』については、近日レビューする予定である。作品の性格上、中身について具体的に触れるのは避けておくが、この作品を本格ミステリと呼ぶのは少しためらう部分もある。むしろエンターテイメント作品としての性格が濃厚な作品と申し上げ、無責任なようであるが、あとは読者の判断に任せたい(のり)
(2008年1月6日)
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商品内容
要旨 |
評判のミュージカルの最終公演、観劇のために並ぶ人の列。そのなかで一人の若い男が殺された!彼の前後にいた人間に聞き込みをするグラント警部。事実関係から事件は一見単純そうに見えた。グラント警部は犯人逮捕のため、ロンドンからスコットランドへ、またロンドンへと英国本土を飛び回るが、実際は自らの判断を疑い、苦悩の淵にたたずんでいた…。ミステリ史上に輝く傑作『時の娘』で名を残し、夭折したテイのデビュー作。グラント警部初登場の本格ミステリ。 |
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