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「関係の空気」「場の空気」

講談社現代新書 1844

出版社名 講談社
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-06-149844-0
4-06-149844-4
税込価格 924円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

なぜ上司と部下は話が通じないのか。キレる若者、息苦しい教室、無意味な会議、くだらない標語、リストラと自殺、女性の雇用と少子化問題、女子アナ人気、小泉劇場…、「なんか変だ」。「空気」がすべてを決めていく。

目次

第1章 関係の空気(「関係の空気」が高める日本語の伝達能力
共感性を高める若者言葉 ほか)
第2章 日本語の窒息(空気が欠乏するとき
時代の閉塞感と日本語の窒息 ほか)
第3章 場の空気―『「空気」の研究』から三十年(山本七平の「空気」とは
山本亡き後も猛威を振るう空気 ほか)
第4章 空気のメカニズムと日本語(日本語という空気発生機
「場の空気」という妖怪 ほか)
第5章 日本語をどう使うか(提案その一、ちゃんと語ることで日本語は伝わる
提案その二、失われた対等性を取り戻すために ほか)

おすすめコメント

なぜ上司と部下は話が通じないのか。 キレる若者・息苦しい教室・無意味な会議・くだらない標語・リストラと自殺・女性の雇用と少子化問題・女子アナ人気・小泉劇場……、「なんか変だ」 村上龍氏推薦!! 「日本語は、日本社会を映す鏡であり、駆動させる燃料でもある。NY在住の著者は『空気』というキーワードで『流通する日本語』を正確に検証している」

出版社・メーカーコメント

日本社会を取り巻く空気と言葉の関係に迫る友人、上司と部下など一対一で生まれる「関係の空気」三人以上の集団で生まれる「場の空気」関係の空気の混乱と場の空気の圧力が日本語、日本社会を息苦しくする

著者紹介

冷泉 彰彦 (レイゼイ アキヒコ)  
本名、前田文夫。1959年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院修了(修士、日本語教授法)。福武書店(現・ベネッセ・コーポレーション)、ベルリッツ・インターナショナル社勤務を経て、現在は米国ニュージャージー州立ラトガース大学講師、プリンストン日本語学校高等部主任。1993年より米国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)