• 本

美しいもの

出版社名 新潮社
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-10-302571-9
4-10-302571-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 159P 22cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • たとえば人が、お椀ひとつに一万円も出すのはなぜなんだろう?気鋭の塗師として注目を集める赤木明登の人とものとの幸福な関係を探る思索に満ちた初エッセイ集。美しいものと暮らしたい、美しいものを作りたい、という著者が、リュート奏者・つのだたかし、陶工・安藤雅信、フードジャーナリストでエッセイストの平松洋子といった人気クリエイター14人の暮しと美学を訪ねて旅をします。それぞれの「美しいもの」への思いとともに写真も多数掲載されていますので、見て、読んで、審美眼を養ってはいかがでしょうか。

    (2014年3月29日)

商品内容

要旨

塗師・赤木明登の14人の暮らしと美学を訪ねる旅。思索に満ちた初エッセイ集。

目次

小野哲平/早川ゆみ―暮しが仕事 仕事が暮し
つのだたかし―静かな音楽
安藤雅信―融通無碍
ヨーガン・レール―自然
真木千秋―愛しい糸
山口信博―余白の奥行
松原隆一郎―いごこちのよい場所
仁城義勝―天恵を知る
平松洋子―「おいしい」を教わる
高橋台一―菓子屋が街を変える
李英才―しっかりしたもの
長谷川竹次郎/長谷川まみ―生まれる前の形 消えていく形

出版社
商品紹介

気鋭の塗り物作家として、いま評判の著者が、陶芸家や音楽家など人気クリエイターの暮らしと美学に迫る、思索に満ちた初のエッセイ集。

おすすめコメント

たとえば人が、お椀ひとつに一万円も出すのはなぜなんだろう? 美しいものと暮らしたい、美しいぬりものを作りたい――。でも、美しいものって何だろう? 器、布、音楽、デザイン……。気鋭の塗師としていま注目を集める著者が、人気クリエイター14人の暮らしを訪ね、その美学に迫る。人とものとの幸福な関係を探る、思索に満ちた初エッセイ集。

著者紹介

赤木 明登 (アカギ アキト)  
塗師。1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業後、編集者を経て、88年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行、94年に独立。97年、ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」に、2000年には東京国立近代美術館「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)