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毛沢東その光と影

出版社名 未来社
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-624-11194-6
4-624-11194-X
税込価格 5,060円
頁数・縦 389P 20cm

商品内容

要旨

毛沢東についての公式見解、「前半は功績があり後半は誤りがある」は、はたして妥当なのだろうか?毛の「功績」と「誤り」とのあいだの思想史的な連関を解明し、内在的理解を試みる。

目次

序章 二つの毛沢東神話
第1章 楊昌済―東西文明の「融合」と衝突
第2章 『倫理学原理』批注
第3章 共産主義宣言
第4章 「中国社会各階級の分析」への一考察
第5章 「湖南農民運動視察報告」について―毛沢東(一九二六‐一九二七)
第6章 毛沢東『実践論』
第7章 延安の光と影―陳永発『延安の陰影』を読む

出版社・メーカーコメント

毛沢東思想を受け継ぐための脱神話化の試み──。毛沢東についての公式見解、「前半は功績があり後半は誤りがある」は、はたして妥当なのだろうか? 毛の「功績」と「誤り」とのあいだの思想史的な連関を解明し、内在的理解を試みる。陽明学研究からはじめた中国政治思想史研究者の著者の、長年の研究の成果。

著者紹介

岩間 一雄 (イワマ カズオ)  
1936年愛知県名古屋市生。名古屋大学法学研究科博士課程修了(法学博士)。名古屋大学法学部助手、岡山大学法学部助手、岡山大学法文学部助教授、岡山大学教授を経て、現在、岡山大学名誉教授。1998年、地方出版文化功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)