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紀行 四国遍路

出版社名 文芸社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-286-03215-3
4-286-03215-9
税込価格 1,650円

商品内容

要旨

47日間、1,400キロの歩き遍路は、自分と向き合う旅でもあった―四十七年間勤めた職場を退いた。仕事を離れれば心は解き放たれ、自由な毎日が…しかし、そこには漫然と過ごす閉塞感のある毎日が待っていた。そこで、あるべき自分を求めて旅に出た。

目次

序章 心の解放をめざして(旅立ちの日)
第2章 試練の徳島を歩く(さあ、今日からと一歩を踏み出す
肉刺の手当てを教わる ほか)
第3章 どこまでも歩き続ける高知(脇目も振らずに歩いた雨の中
ひたすら耐えて室戸岬を巡る ほか)
第4章 旅になじんできて愛媛を歩く(反省
倭さんとの同行が始まる ほか)
終章 結願に向けて香川を歩く(故郷からの梅便り
大師の生誕地を歩く ほか)

出版社・メーカーコメント

四十七年間勤めた職を退いた著者が、四国遍路の旅を綴った紀行文。仕事を離れ、集中する「何か」がなく毎日を漫然と過ごしていた著者は、目的がないまま日々が過ぎてゆくことに不安と危機感を覚え、旅に出ることを決心する。辛く厳しい遍路の途中に出会ったいろいろな人との交流、歩き続けた道の周囲の風景、辛いときの心のうち、率直な感想などが細かく丁寧に綴られている。四国遍路を計画している人にもおすすめの一冊。

著者紹介

大野 栄松 (オオノ エイマツ)  
昭和14年(1939)2月24日福島県に生まれる。県内の市役所総務部長、市長公室長、収入役を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)