• 本

エスノメソドロジー 人びとの実践から学ぶ

ワードマップ

出版社名 新曜社
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-7885-1062-3
4-7885-1062-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 272,29P 19cm

商品内容

要旨

おしゃべり、授業、TV視聴、科学実験…現場を生みだす日常の「実践の論理」をこまやかに記述するエスノメソドロジー。基本を34のキーワードで学ぶ待望の入門書。「あたりまえ」から学ぶ社会学。

目次

1 エスノメソドロジーのアイデア―実践に学ぶ
2 エスノメソドロジーの論理―なぜ実践に着目しなければならないか(行為を理解するとは、どのようなことか
秩序があるとは、どのようなことか
合理的であるとは、どのようなことか
規範があるとは、どのようなことか)
エスノメソドロジーの記述―実践の記述に向けて(会話をする
会話における実践
ワークの実践
実践における理解)

出版社・メーカーコメント

日常会話からはじまって、テレビでCMを見る、教室で学ぶ(/教える)、病院で診察を受ける(/診察する)、実験室で科学実験をする、法廷で評決を行うといったさまざまな実践にいたるまで、そこに参加している人たちは、実際に何らかの方法論を用いて、それぞれの実践を行っているはずだ。だったら、その「人びとの方法論」を研究して、実際にその方法論をとおして、さまざまな実践をみてみよう。つまり、エスノメソドロジーとは、それぞれの実践に参加している人びと(メンバー)が使っている「人びとの方法論」の名前であると同時に、それをとおして実践を記述する研究の名前なのです。(「はじめに」より)

著者紹介

前田 泰樹 (マエダ ヒロキ)  
1971年東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。社会学博士(一橋大学)。東海大学総合教育センター准教授。専門は、コミュニケーション論、医療社会学、理論社会学
水川 喜文 (ミズカワ ヨシフミ)  
1964年広島県生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学修士(東京都立大学)。北星学園大学社会福祉学部教授。専門は、理論社会学(エスノメソドロジー・会話分析)、質的社会調査(高次脳機能障害、CSCWなど)
岡田 光弘 (オカダ ミツヒロ)  
1960年千葉県生まれ。筑波大学大学院博士課程、体育科学研究科、単位取得退学。現在、国際基督教大学ほか非常勤講師。専門は、医療コミュニケーション論、ビデオ・エスノグラフィー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)