• 本

出版業界の危機と社会構造

出版社名 論創社
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-8460-0771-3
4-8460-0771-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 283P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 書店人に改めて突きつけられた真実と絶望

    この年末年始で出版社の倒産が相次ぎ、どの出版社の本を返品しようかと考えながら書棚を見つめている書店人に改めて突きつけられた真実と絶望。このシーンから退場したほうがと、考えさせられる冷酷。考察は真摯で幅広い。

    (2008年1月15日)

商品内容

要旨

『出版社と書店はいかにして消えていくか』『ブックオフと出版業界』の二冊の後をうけ2001〜07年の業界の動きを克明に追いながらその危機をもたらす歴史的な背景を活写する!図版50余点。

目次

第1章 二一世紀初頭出版業界クロニクル(始めるにあたって
『だれが「本」を殺すのか』問題
作者・出版社・取次・書店・読者、および古本屋、図書館 ほか)
第2章 出版業界の現在分析(戦後出版業界の売上推移
一九九七年からのマイナス成長
書籍の新刊点数と自費出版 ほか)
第3章 出版敗戦と第二の敗戦が意味するもの(八〇年代におけるアメリカの日本占領
農地改革の真相
第二の農地改革 ほか)

著者紹介

小田 光雄 (オダ ミツオ)  
1951年静岡県生まれ、出版業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)